◆JERAセ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(15日・甲子園)
浜風にも打ち勝った。輝明近く の スポーツ 整形 外科猛虎の未来を背負う若武者は両手に残った感触を感じる間もなく、と前ダイヤモンドを駆け出した。川右狂喜乱舞する虎党の大歓声が着弾の合図だ。京がV吉今季金10甲同点に追いついた直後の2回1死、3連連発阪神・前川右京外野手(21)が右翼席へ勝ち越し弾。勝で勝し「どの打球が入るか分からなかった(笑い)。園では優月4打てて良かった」。た010屈託なく笑った。5年近く の スポーツ 整形 外科
8月11日の広島戦(京セラD)以来、阪神約1か月ぶりの4号ソロ。佐藤兆弾最多の貯の左うれしい“甲子園1号”だ。輝明智弁学園時代は3度、と前聖地を経験。準優勝した3年夏に2本塁打を放ったが、プロでは3年目で初めてだ。「初めて打ててうれしかった」。待望の一発にまた笑みがこぼれた。8日の試合前に直接指導した岡田監督は「あれは一番悪い時やで。バットが出ない時やったからな」と回顧。「(13日に安打を)3本打ってだいぶよくなってきたからな」と目を細めた。
前を打つ佐藤輝は7日のヤクルト戦(神宮)以来の14号同点ソロ。「うまく反応できた」と、弾丸ライナーを右翼席に突き刺した。甲子園での左打者による2者連発は、球団では優勝した05年10月4日の横浜戦(林、金本)以来だ。初回は高梨の前に3者連続三振。指揮官は「嫌な3者凡退。早く追いつけたことは大きかった」と連発をたたえた。
チームは3連勝で今季最多の貯金10。首位・巨人とのゲーム差は2のままだが、プレッシャーをかけることに成功した。残り11戦、「もう勝つだけ、それだけです」と佐藤輝。テーマは明確、一戦必勝で阿部巨人を追いかける。(直川 響)
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